【マッスルメモリー】筋トレブランクがあっても大丈夫!マッスルメモリーの仕組み!

マッスルメモリーの仕組み

昔は筋トレを習慣的にやっていたけれど、最近仕事が忙しくて長いこと筋トレをしていない方や、怪我をしてしまって長い期間のブランクがあるなどといったような方から、このような質問がよく来ます。

「長いこと筋トレをしていないと、筋肉は減ってしまうのでしょうか?」

上のような悩みを持っている方は、筋トレをしない=筋肉が減少してしまうという心配を持っているようですね。

そこで今回は、そのような心配を持っている方にマッスルメモリーという画期的な体の仕組みについて解説していきたいと思います。

ブランクによる筋力と筋肉量の低下

インターバル

マッスルメモリーについて解説する前に、そもそも筋トレにブランク期間があると筋肉は減ってしまうのか?というところについて少し触れていきたいと思います。

結論から最初に言ってしまうと、残念ながら筋肉はブランク期間によって減少します。

具体的にどの程度減るかは、個人差がありますが、扱える重量が以前と比較して著しく下がったり、体の筋肉量が低下しサイズダウンしたりなどが挙げられます。

ここで注意したいのが、扱える重量が下がる筋力の低下と、サイズダウンによる筋肉量の低下は別ジャンルであるというところですね。

筋力の低下

筋トレのブランク期間によって起こる、最初の筋肉の影響は筋力の低下です。体が小さくなるなどの目に見える大きな変化はありませんが、今まで扱えた重量が挙げられなくなったりします。

だいたい10日以上の空きがあると、この現象が起こる可能性があります。風邪を引いて、久々に筋トレを行ったら思うように力が入らなかった経験はありませんか?それがまさにこの状態です。

この現象は、筋肉をしばらくの間使っていないと起こる現象で、簡単に言うと筋肉が休止状態になっているイメージですね。筋力の低下は、個人差はありますが、数日間の筋トレによってすぐに元に戻ります。

 筋肉量の低下

上の筋力の低下が起こり、そこから更に長期間のブランクがあると、今度は体が使っていなかった筋肉を必要ないと判断してしまい、筋肉量の低下が起こります。

だいたい、多くの方がこのサイズダウンによって、筋トレへのモチベーションが下がったりしてしまったりします。

筋肉の減少の期間

では具体的に、どれぐらいのブランク期間で筋肉が減少してしまうのか。

今までの筋トレを行ってきた期間であったり、体質であったりなど個人差はありますが、だいたい平均約1ヶ月以上のブランク期間があると、筋肉が減少していくとされています。

マッスルメモリーとは筋肉の記憶

大胸筋

「あー、せっかく努力してつけてきた筋肉なのに、また0からスタートか。」と残念に思われる方もいるかもしれません。ただ、ここで着目したいのが、マッスルメモリーです。これを知ることによって、ブランク期間のストレスを解消できるかもしれません。

マッスルメモリーとは、マッスル=筋肉、メモリー=記憶を意味し、名前の通り体が筋肉を記憶してくれる仕組みのことを言います。

このマッスルメモリーによって、今まで長い間筋トレをしてきた方は、例えブランク期間があったとしても、以前の半分以下の期間で、現役のコンディションまで戻ることができるという画期的な体の仕組みなんです。

「マッスルメモリーという現象がなぜ起こるのか」というメカニズムに関しては、未だ完全には解明されてはいないものの、少なくとも人間の筋肉には、以前あった筋肉を記憶する仕組みがあるというのが、研究によって解明されています。

筋肉繊維には核がある

研究によって解明されているのは、筋繊維の中には核が存在するということです。

筋肉が大きくなるというのは、大雑把に言えば筋繊維が大きくなることによって起こる現象ですが、この筋繊維の中に核が存在し、その核が長い筋トレによって増えていくというのが研究によって解明されています。そして、例え長いブランク期間で筋繊維が小さくなってしまっても、この核は減少していかないと言われています。

例で言うと風船が筋繊維で、空気ボンベが核みたいなイメージですね。

筋トレを初めてやる方は空気ボンベが1つしかないので、風船を膨らますのに時間がかかりますが、筋トレ歴が長い方は空気ボンベが複数あるので、すぐに風船を膨らませられるということです。(わかりにくかったら、すいませんw)

要は、この核(空気ボンベ)がメモリーとなってくれているということですね。

マッスルメモリーの効果、期間、筋トレ歴は?

筋肉疑問

では、マッスルメモリーはどれくらいの効果が期待ができるものなのか、核が筋繊維の中に残る期間は、核が出来上がるまでの筋トレ歴など、気になるところを解説していきたいともいます。

マッスルメモリーの効果

仮に2,3年の筋トレ歴がある方が、1年くらいのブランク期間があったとします。その方が、また以前の体型を取り戻すのに、また、2,3年の筋トレが必要であるかというと、全くその必要はありません。

だいたい、半年程度で以前の体型を取り戻すことができるんです。

マッスルメモリーの期間

他のある動物を対象とした研究結果では(人間の研究結果ではない)マッスルメモリーは核ができたら、そこから10年近くは維持することができるのではないかと推測されています。

核ができるまでの期間

では、その核を筋繊維に作り上げるまでの期間ですが、最低でも1年以上の筋トレ歴が必要と言われています。なので、今まで1年以上筋トレを本気でやってきたという方は、このマッスルメモリーの効果を期待してもいいかもしれませんね。

マッスルメモリーがあれば、0スタートの心配はいらない

足トレ

マッスルメモリーの仕組みはある程度理解していただけたでしょうか?

筋トレ歴が長い方は、筋繊維の中に核をすでに多く持っているので、0スタートの初めて筋トレをスタートする方に比べて、明らかに早く元の状態(過去の筋肉量)に戻すことができるんです。

なので、最近忙しくて筋トレする時間がない方や、怪我をしてしまって休まなくてはいけない、モチベーションが上がらないなど、ブランク期間ができてしまった方は、あまり心配しないでください。

マッスルメモリーの仕組みを理解して、いち早く以前の状態に戻れるように準備をしておくといいかもしれませんね。